Moodle4.1が2022/11/28にリリースされました。
新しい機能を楽しみにしていた方も多いのではないでしょうか?
中でも、私が一番待ち望んでいたのが、カスタムレポート!
Moodle内の様々なデータを集約してCSV出力ができる優れものです。
(一応、Moodle4.0でも実装されていた機能ですが、作れるレポートの種類がとても少なく、実用性があまり見出せませんでした。)
今回は、カスタムレポートの全容についてご紹介します。
なお、カスタムレポートで具体的にどんなレポートが作成できるのかも、順次記事にしていきますのでお楽しみに!
レポートの骨組みの作り方はとても簡単!
サイドメニューからレポートに表示したい情報を選択してドラッグ&ドロップするだけです。
Excelのピボットテーブルみたいなイメージですね。
2.特定の情報だけ欲しい!
カスタムレポートはサイト全体から情報を集約する機能です。
そのため、単純に設定しただけだと情報が膨大になることも。。。
でもご安心下さい!
レポートの骨組みを作る際は、フィルターと条件を活用して、レポートに必要なデータのみを表示することもできます。
3.レポートを閲覧できる人をご指名!
カスタムレポートは原則としてサイト管理者が作成・管理する機能です。
(場合によってはサイトマネージャも作成に関与することができますが、ややこしいのでここでは割愛します。)
ですが、せっかく作ったレポートは関係各位には見て欲しいもの。
そんな時は、作成したレポートに対して「オーディエンス」を設定することにより、レポートを見てもらうことができます。
4.カスタムレポートはメールで通知も可能!
カスタムレポートはサイト管理メニューに含まれている機能です。
そのため、せっかくオーディエンスに教師の方を設定しても、その教師の方はサイト管理メニューへのアクセス権限がないので、レポートを見ることができません。
でもご安心下さい!
カスタムレポートはメールで自動送信することが可能です。
アカウント登録時に指定したメールアドレス宛にレポートが届きますよ。
Moodleは保有情報量の細かさ&多さは素晴らしいのですが、分析の方面においては心もとないものでした。
今回のカスタムレポート機能の実装で、少しづつその辺りがフォローされていくのではないでしょうか。
(もちろん、最終的にはまだまだExcel先生にお世話になりますが。。)
みなさんも是非Moodleの新機能:カスタムレポートを活用して下さいね。