Interactive Videoを利用して、動画に字幕を付けます。
字幕を付けると、音声のみと比較して、学習者にとって以下のようなメリットがあります。
- 音声が聞き取り辛かったり再生ができない環境でも、字幕で動画を確認することができる
- 聴覚に障がいがあったり、非ネイティブスピーカーの方でも動画を理解しやすくなる
- 視覚情報があることで、動画の内容をより正確に理解できるようになる
!ご注意
YoutubeやVimeoの動画に字幕を入れることはできません。
(元の動画に入っている字幕が表示されます)
※この記事では活動「H5P」に入れたInteractive Videoに字幕を付けます。
H5PにInteractive Videoを入れる操作方法は『「活動:H5P」で「Interactive Video」を入れる方法【基本編】』をご参照ください。
事前準備
動画に入れる字幕データを準備します。
字幕のデータはWebVTT(Web Video Text Tracks)というファイル形式で用意します。
WebVTTとは
ウェブ上の動画に字幕やキャプションを表示するためのファイル形式で、拡張子は「ファイル名.vtt」です。
メモ帳などのテキストエディタや、専用の字幕エディタを使用して作成することができます。字幕ファイルの例
Interactive Videoに字幕データを設定する
- Interactive Videoを設定した[H5P]を表示します。
- 動画下の[H5Pコンテンツを編集する]をクリックします。
- タブ[アップロード / 埋め込みビデオ]の[Text tracks(unsupported for YouTube videos)]をクリックし、開いたメニューから[字幕]をクリックします。
- [トラックラベル][字幕のソース言語を定義する必要があります。]を入力します。
トラックラベル:字幕のタイトルです。動画の再生中に字幕を選択するときに表示されます。
字幕のソース言語を定義する必要があります:字幕の言語を言語コードで指定します。
(例:英語→en 日本語→ja)参考リンク
言語コード
- [トラックソース(WebVTT ファイル)]の下の[+ 追加]ボタンをクリックします。
表示されたウィンドウから、WebVTTファイルをアップロードします。
※アップロードすると上の画像のように表示が変わります。
- 画面下の[変更を保存する]をクリックします。
- 動画を再生し、動画右下のボタン[CC]をクリックします。
設定した字幕のトラックラベルが表示されたことを確認します。
ぜひご利用ください。