前回のブログで区切り機能を用いて姓と名のデータを分ける方法をご紹介しました。
区切り機能の場合、フルネーム情報が置き換わって分割されます。
フルネームのセルはそのままにして、別セルに姓と名を作成したい場合は、関数を利用しましょう。
※「苗字」と「名前」の間にスペースが入っていること前提です。
1.フルネームが入っているセルの右側に2列追加します。
2.苗字を入力したいセルを選択し、LEFT関数を使います。
文字列:フルネームの入っているセルを指定
文字数:SEARCH関数をネスト(フルネームが入っているセルから半角スペースを探してひとつ手前(マイナス1)という意味です。)
3.名前を入力したいセルを選択し、MID関数を使います。
文字列:フルネームの入っているセルを指定
文字数:SEARCH関数をネスト(フルネームが入っているセルから半角スペースを探して後ろ全部という意味です。)
3.データタブ>区切り位置>カンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ>次へ>区切り文字:スペースにチェックを入れます。
4.プレビュー表示で区切り位置を確認し、完了をクリックします。
完成です。
名前のセルに半角スペースが入ってしまいますが、気になる場合は、開始位置のSEARCH関数のあとで+1をするとよいでしょう。
少し高度に見えるかもしれませんが、チャレンジしてみて下さいね。