Moodleで特定の受講者だけにコースを表示させる設定方法について説明します。
この方法を使えば、登録済みの学生だけがコースを見られるようになり、コース一覧にも表示されなくなります。
コースの表示制限設定手順
コースを特定ユーザーだけに表示するには、以下の手順でパーミッションを変更します:
- コースに移動します
- コースナビゲーションから「参加者」を選択します
- 登録済みユーザーのプルダウンメニューから「パーミッション」を選択します
- フィルターに「非表示のコースを表示」と入力します
- 「追加」から「学生」ロールを選択します
この設定により、コースに登録されている学生のみがコースを表示できるようになります。
それ以外のユーザーには、コース一覧にこのコースが表示されなくなります。
応用:前提条件を設定したコース公開
さらに発展させた使い方として、「他のコースを完了したらこのコースに登録するRestriction by other course completion」というプラグインを使用すれば、特定のコースを完了した学生だけに新しいコースを公開するという段階的な学習環境を構築することができます。
これは次のような場面で役立ちます:
- 基礎コースを修了した後に上級コースを開放したい場合
- 段階的な学習プログラムを設計したい場合
- 特定の順序で学習を進めてほしい場合
注意点
パーミッションの変更はコース全体に影響するため、以下の点に注意しましょう:
- 変更履歴を記録として残しておく
- 変更内容を関係者と共有する
- 問題が発生した際に参照できるよう設定内容をドキュメント化する
Moodle登録方法との組み合わせ
Moodleには複数の登録方法があります:
- 手動登録:管理者や教師が手動でユーザーを追加
- 自己登録:ユーザー自身がコースに登録
- コホート登録:グループでの一括登録
- カテゴリ登録:カテゴリ単位での登録
- 外部データベース連携による登録
- その他(LTI、メタリンクなど)
自己登録を使えば、コースURLを知っている学生のみ登録できるなどもできます。
これらの登録方法を組み合わせることで、より柔軟なコース公開範囲の制御が可能になります。
コース表示の制限と適切な登録方法の組み合わせにより、効果的な学習環境を構築しましょう。