アカウント登録時の一工夫で学習分析が便利に」の記事でも触れましたが、
サイトにアカウントを登録する際に必要な情報はごくわずかです。

しかしアカウント登録画面を見ると、かなり細かい情報まで入力可能です。

今までのMoodleでは、これらの入力項目に情報をいれても、運用面での活用機会はほぼありませんでした。

ですが、Moodle4.0以降、「カスタムレポート」機能の登場により、これらの入力項目が少し日の目をみるようになります!
(カスタムレポートに関しては、過去の記事「カスタムレポート(ユーザー編)」を是非ご覧ください。)

手っ取り早く、社員番号や入社年度などの内部管理情報を入れておきたいなという場合、既存入力項目で使う予定のなさそうな入力項目を活用しましょう。

手順はとっても簡単で、言語カスタマイゼーションで既存入力項目の表記を変更するだけです!(やり方は「言語カスタマイゼーションを活用して表記を変える」記事をご参照ください。)
画像の例では、「任意」の項目内にあった「IDナンバー」を「社員番号」という表記に変えました。
※インストールしている言語の種類すべての表記を言語にあった形に変更してくださいね。

このように、カスタムレポートにも項目を反映することが可能です。
このまま社員管理や別システムへのエクスポート用CSVにするなど、活用範囲はぐんと広がります!

あくまでも表面上の表記を変更しているだけなので、ユーザ情報のCSVアップロード時のフィールド名はMoodle側で公開されている情報がそのままお使いいただけます!

あまり手間はかけたくないなという方にもおススメの方法です。
是非お試し下さいね。

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