事例紹介：グループモードの活用

Moodleのコース内に、グループを作成することができます。
グループを作成すると、評定（点数）をグループごとに見たり、グループ内だけでディスカッションさせるなどの機能を使えます。

事例：1つのコースを複数の担当者（担任）で管理。
各担当者は、自分の担当受講生のみ見られるようにする

とある企業では、社員のスキルチェックをMoodle上で毎年、行っています。

全社員、同じ試験を受けるのですが、フィードバックをするために、各部署の育成担当者は受験者の点数を見られるようにしておきたいと考えました。

しかし、担当者はほかの部署の点数を見られないようにしたいとも考えています。

このようなときに、グループモードが大活躍します。

設定方法

1. コースの設定で［グループモード］を［分離グループ］にします。

2. 参加者からグループを作成します。

3. グループを作成します。

4. グループを作成すると、参加者一覧のところでグループを選択できるようになります。
5. 同じ部署の人を同じグループに設定します。

6. 担当者は、「編集権限のない教師」として登録します。これにより、担当部署の評点を確認することができます。
7. また、全員の評定を見たい場合は、マネージャーで登録するとよいでしょう。