Moodleは、学習者に良質な学びを提供することを目的としています。
そこで、「良質」を担保するために、受講者がコース内のモジュールを利用した後には変更できない設定や、変更するべきでない設定があります。
そこで、「良質」の担保とする3つの観点から、Moodleのコース作成を行う中で可能なこと、不可能なことなどをまとめました。
コース作りの参考にしてください。
コースを育てる
受講者がコースを利用中でも、モジュールを追加できます。
ただし、モジュールを追加した場合、コースの完了設定に反映されず、コースの完了が100%に達しないことがあります。その際は、コースの完了設定を見直してください。
- コンテンツを追加する
- モジュールをコースに追加する
- モジュールを非表示にする
- 評定表セットアップ
学習者に公正に対応する
受講者がモジュールを利用し始めると、以下の設定は変更できません。これは、受講者の成績を公正に評価するために必要なことです。
- 小テストの設定を変えること
- 小テストに問題を追加すること
学習者を混乱させない
受講者がモジュールを利用し始めたら、変更を避けた方が良いでしょう。これは、設定変更により受講者を混乱させてしまうことを防ぐためです。
- 受験された問題を修正すること
- 各モジュールの活動完了の設定を変える(できてしまうが、やらないことを推奨する)
- コース完了の設定変更